言葉にならない感覚

いつも言葉を駆使してきた。

 


そしてその言葉を信じ、酔いしれ、

納得し、時に人を操作し、

 


気を付けている割に

時に荒くれてきた。

 


言葉、言葉、言葉

思考、思考、思考

 


それが助けになったような

なんの助けにもならなかったような

 


非二元?

私はいない?

 


そんな世界観の何が楽しいの?

 


って思ってた。

 


まさかその感覚が

自分にやってくるとは・・・

 


半分がっかり

半分安堵

 


二元の世界での物質を

諦めるという哀しみ

 


ただ生きるだけ

ただ体験するだけ

ただ在るだけ

 


もう頑張らなくていいって

ホッとしているのに

実は気が狂わないか心配もしている

 


味わったことがない感覚

 


虚脱とも無意味感とも違う

 


何もかも一瞬の高揚の後

過ぎ去っていく

 


空しいような

落ち着かないような

 


不思議な感覚だ