恐ろしい、何もしないことが・・・
好きな小説を読んで
たまにピアノを弾いて
お酒を飲みながら絵画を鑑賞する
そして食べたいと思ったものを
少量つまむ程度の食事
果物は欠かせない
そして美味しいコーヒー
貯金はたんまりあって
10億はくだらない
それでも暇つぶしのために
9-17で社会に関わるために働き
何事も私を永続的には満足させない
ということをとことん知り尽くし
愛する娘の成長を見守り
愛する夫にひたすら尽くす
こんな生活ができれば
文句なし
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貯金のくだり以外は
すべてすぐに叶えられること
実際に後半部分は「今現在の事実」
でも前半部分をするのがとても恐い
恐ろしいとさえ思う
私の中で小説を読んだり
芸術をたしなめるのは
イコール何もしないことなんだ
生産性がない
この一言に集約される
そんな暇があったら
1円でも金になることを考えろ
何かしらの行動に移せ
そんなことをしていたら
金がたまるどころか
生活が悪化する一方
そんな囁きが常に
私を恐怖に陥れる
金になりそうなことを考えても
何か行動に移しても
実際は何も変わらないって
思考では思っているのに
いざ何もしないということを
選択しようとすると
そんなことしていたら堕落する
何か一つでもやれ
と全力で私を制してくる
本当にこの世は狂っていると思う
ここで私がいくら
この世は狂ってると叫んでも
誰にもどこにも届かない
明らかにおかしい
お金はもともとあるところにしか流れない
何かの因果で貧乏人になってしまったら
そこにはお金が流れない
人として
高潔に豊かに生きたいだけなのに
生きるために働くという選択をするしかない自分に
今にも崩れそうになる