意気込んでいる人に圧倒される

私はいわゆるスピリチュアルの発信者だ(だった)

 


鑑定やらセッションなんてやったりもして、

それすらもう興味を失っていく

 


何も話すことがない

何も教えることなんてない

 


世界を変えていきましょう!

って言われたり

日常生活で愛を実践していきましょう!

なんてスローガンを掲げられても

 


それらに飲み込まれてしまうように

圧倒される私

 


それ全部欲望だから

それをしたら幸せになれるという

幻想だから

 


なんて

 


彼らに言えない

 

 

 

そうですね

しか言えないんだ

 

 

 

すべてストーリー

スピリチュアルも

願望実現も

 

 

 

そう、今世に出ている

ありとあらゆるスピリチュアル系のもの

 

 

 

すべてストーリーで幻想

 

 

 

困りましたねぇ(笑)

言葉にならない感覚

いつも言葉を駆使してきた。

 


そしてその言葉を信じ、酔いしれ、

納得し、時に人を操作し、

 


気を付けている割に

時に荒くれてきた。

 


言葉、言葉、言葉

思考、思考、思考

 


それが助けになったような

なんの助けにもならなかったような

 


非二元?

私はいない?

 


そんな世界観の何が楽しいの?

 


って思ってた。

 


まさかその感覚が

自分にやってくるとは・・・

 


半分がっかり

半分安堵

 


二元の世界での物質を

諦めるという哀しみ

 


ただ生きるだけ

ただ体験するだけ

ただ在るだけ

 


もう頑張らなくていいって

ホッとしているのに

実は気が狂わないか心配もしている

 


味わったことがない感覚

 


虚脱とも無意味感とも違う

 


何もかも一瞬の高揚の後

過ぎ去っていく

 


空しいような

落ち着かないような

 


不思議な感覚だ